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しんさくのねっとかわら版

私が住んでいる東京都の話題や日本の将来について、濃い情報を発信します

【海外サッカー】セリエAミラノダービーを見た感想。長友投入のピオーリ監督の判断は早いか遅いか

雑記

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先日行われたイタリア・セリエA第13節のミラノダービーをBS放送で見た。
結果は2-2の引き分けに終わっている。

 
いろいろ注目すべき点が多かったこの試合だが、しんさくにとっては、ミランの本田とインテルの長友が試合に出るかどうかが一番気になる点だった。

特にインテルは監督が代わったばかりなので、長友がどう評価されているかわかりやすい試合だ。
ただ、代表戦でフル出場ばかりの長友は長旅の疲れもあって、先発しない可能性もあった。
とは言え戦力として評価されていれば十分出場する可能性が高いはずだ。

一方本田のミランは、中国資本への売却が秒読み体制に入っている。
本田がミランでやれるのはあとわずかだろう。

これまでに何度かミラノダービーにおいて本田と長友が対決するチャンスがあったが、なかなか直接対決というのが実現せず、実現しても後半のわずかな時間だけであったりという印象が強い。
奇跡的に両者のコンデションが良く、今度こそ先発かと思われた試合も何か別の理由で駄目になったりと、もどかしい限りだ。

今回の試合も長友は後半途中からアンサルディに代わって出場したが、本田の出番はなかった。


本田の出番がない理由

ミランでの本田のポジションは4-3-3の右サイドだが、現在ここは若手のスソが担当している。
スソは右サイドからのカットイン、もしくはドリブルで仕掛けてラストパスやシュートというプレーが得意で本田によく似たプレースタイルである。
だが本田より突破力と速さで勝っている。
そしてなによりも今絶好調なのである。

本田が出場できる可能性があるとすれば、このスソが機能しないケースである。
スソの弱点を強いて挙げるならば「若さ」だろう。
この点については、後述の長友が登場しスソを完封のところで解説しようと思う。

そんなわけで、現在このスソの存在が本田の出場機会を奪っているのは誰の目にもあきらかである。


長友が登場しスソを完封

ミランインテルから奪った合計2点はスソによるゴールである。
いずれのゴールもインテルの左サイドバックのアンサルディを翻弄していた。
本来このアンサルディがスソを止める役割である。

スソが1点目を決めたあと、インテルカンドレーバによってなんとか同点に持ち込むが、これはミラン側がファールだと思って一瞬気を抜いたスキをついてねじ込んだゴールだ。
実はこの日全体的にはインテルの方が攻勢だったのだが、ひとつひとつの攻撃の精度が今ひとつだった。
インテルがやっと同点に追いついても、その後ふたたびスソが右サイドからバッカへのパス交換で難なくゴール前でフリーになりゴールを決めた。

このときすでにアンサルディはイエローを1枚もらっており、スソに対して何もできなかった。
ここでやっとピオーリ監督が動いた。
アンサルディに代えて長友を投入したのである。

長友の仕事は主に
スソを封じること
左サイドを駆け上がって攻撃に加わること
この2つである。

長友は左サイドを精力的に上下し、スソを封じつつ機を見て攻撃に参加した。
ほぼ100点の仕事ぶりである。
スソは必然的に前に出にくくなった。
たまに出てきてもすかさず長友が鋭い出足で詰め寄り、一切スソに仕事をさせなかった。
やがて2-1と優勢なミランがラインを下げ守備的な位置をとるようになった。
こうなると、再び勢いを取り戻したインテルが波状攻撃をくり返し、ロスタイムの最後に劇的な同点ゴールを奪った。



長友の出番がもっと早かったら

こんなわけで、わりと地味に見えた長友のプレーが実は大変大きな役割を担っていたのである。
目の肥えたサッカーファンならわかるはずだ。
だからサッカーは面白い。


ところで長友は後半20分から出場したが、しんさくが監督ならもっと早めに投入した。
多分後半開始直後から長友を投入したと思う。

タラレバであることは承知の上で言うが、
後半から長友を投入していれば
スソの2点めは無かっただろう。

それどころかスソの動きはことごとく封じられ、まったく別人のように機能しなくなったはずである。
前述のスソの唯一の弱点である若さゆえ、まだ対応できるほどの経験値がないのである。

するとどうなったかというと、スソに代えて本田が投入された可能性が高い。

ミラノダービーという記念すべき特別な試合で、我らが日本人選手のマッチアップが見られたかもしれない。
そうなれば、どんな面白いエピソードが生まれたことか。

長友のセンタリングにうっかり本田が合わせてしまう、という珍事が起こったりするかもしれない。
本田「代表戦のあとだったんで、つい間違えました」

冗談はさておき、この日ミラノダービーの売り上げが歴代最高額になったらしい。
それだけ注目された試合なのである。

次回は是非とも日本人選手による直接対決を実現させてほしいものである。
ちなみに次回のミラノダービーは来年4月の第3週に行われる。

本田はそのときミランにいるのだろうか...