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しんさくのねっとかわら版

私が住んでいる東京都の話題や日本の将来について、濃い情報を発信します

【大統領選挙】トランプが危険人物というのは間違っている?むしろ日本にとって歓迎すべき結果なのかも

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トランプの勝利に世界中が揺れている。
つい先日、国政介入事件で韓国が揺れに揺れたばかりなのにである。

いったいどうして連日大騒ぎになるのだろう。
世界的な恐慌の予兆でなければいいが...

 
冗談はさておいて

当初は泡沫候補だったはずのトランプが、
大本命のヒラリー・クリントン国務長官を破り勝ってしまった。

これを予想していたのは
ジャーナリストの木村太郎さん
だけである。

木村太郎さんは、1年前からトランプがアメリカ大統領になると公言していた。


なぜトランプが勝ったのか

それで、なぜトランプが勝ったのだろうか。
ほとんどの人がヒラリーが大統領になると確信していたのにである。

いくつか理由があるが、一番大きいのはやはり
「隠れトランプ」
と呼ばれる水面下のトランプ支持者の存在だといわれている。
その数を見誤ったということだろう。

一方、対立候補のヒラリーにも大きな原因があった。
ヒラリーは「うそつき」といわれている。
たびたびの日和見的な発言
そしてあのメール問題
不誠実な言動で多くの支持者の信用を失った。


しかし、ヒラリーの最大の弱点は
大統領候補としての魅力に欠けていたことだろう。
いろいろ考えても
アメリカで初の女性大統領
というくらいしか思いつかない。

政治家としての有能さや輝かしい経歴も
今回はあまりアピールポイントになっていなかったようである。

度々の女性蔑視や差別的発言で「暴言王」といわれたトランプ
日和見的言動やメール問題等で「嘘つき」といわれたヒラリー

表向きは、嫌われ者同士の大統領選と揶揄されたが、
本当は、
どちらの候補が膠着したアメリカ社会に風穴を開けてくれるか
それを見極める選挙だったようである。


今思うとテレビ討論会での戦い方もヒラリーは失敗だったかもしれない。
一見すると、トランプが何も出来ず、ヒラリーが余裕で勝ったようだった。

でも本当はヒラリーはトランプの術中にはまったのではないだろうか。
トランプの中傷合戦に応じてしまったからである。

ヒラリーは政治に関しては経験豊富だが、一方トランプは政治の素人である。
ヒラリーはテレビ討論会を政策論争に持っていき、トランプの無知をさらけ出すだけでよかったのである。
それだけで、こんな無理な人物が大統領になったら大変だ、ということになっていたはずである。

ところが中傷合戦になった。
中傷合戦になれば、もともとトランプはそういうタイプという認識があるから大してダメージはない。
一方ヒラリーはそうはいかない。
トランプと同じレベルだった、政策で争ってほしかった、として
矛先は当然ヒラリーに向いたのである。

共和党から大統領を出す順番だった、
ということも影響があったかもしれない。


トランプ大統領で日本はどうなる?

トランプの勝利に対し、喜んだのは
ロシアのプーチン
フィリピンのドゥテルテ
である。
ふたりとも「これから一緒に仕事ができてうれしい」的なことを言って祝福している。
それはいいとして、大統領としてのトランプは実際どうなのだろう。

トランプが立候補した頃、いろんな否定的な反応があったが、
どうせ泡沫候補だろうと大勢の人が思っていた。

それが、なかなか消えていかず、むしろ可能性が出てくると、
大統領になったら最悪の選択
白人主導の軍事主義国家になる
第三次世界大戦を起こしかねない
などと、危険人物として否定する声が多数あがった。

実際、アメリカの大統領はそんなことができるのだろうか。

日本の総理大臣とは比較にならないほど権力がある、
という人もいる。
たしかに強力だが、なんでも自分の思い通りにできるわけではない。

アメリカは厳格な三権分立だ。
勝手に法律化もできないし、条約を結んだり長官を任命したりするときは議会の同意が必要である。

じゃあ、総理大臣とあまりかわらないんじゃないか、というとそうでもないのである。
行政においては一手に自分の裁量で決めることができる。
いちいち内閣の同意を求める総理大臣とは違うのである。
また軍の最高司令官として宣戦布告以外の軍にかかわるすべての権限を持つ。
アメリカ国民の圧倒的な支持を得ることができれば、相当に強い権力を握ることができるのである。

そんな権限を持つことになるトランプだが、
「アメリカは世界の警察をやめる」
と言っている。
この件に関連して、
在日米軍の駐留費を全額負担させると言ったことが有名だ。
負担しないなら米軍を引き上げる、というのである。
日本人が気になるところである。

トランプによって日本の国防問題はどうなるのか。


むしろ歓迎すべき、という識者もいる。

たとえば以前橋下徹さんが
トランプ大統領が実現したら、政治が刺激を受ける
と言っていた。
「日本も夢見る子羊ちゃんから正気に戻り、
建設的な安保議論ができるようになる」

つまり、アメリカだけでなく、日本にとっても政治を動かす可能性があると言っているのだ。
そういえば、橋下徹さんとトランプはちょっとやり方が似ているような気がする。


ところで、
テレビでは池上彰さんに岸田外務大臣がインタビューを受けていた。

トランプについて聞かれると岸田外務大臣は、
エネルギーというか、バイタリティーあふれる姿は大変感銘を受ける
とし、日本政府とトランプとの人脈が薄い件については
たしかにあるが、これから本格化していく、と答えていた。

トランプの勝利を予想していたか?の質問には
選挙なので両方当選する予想で対応してた、
どちらともいい関係になるように動いている、
と言っていたが、これは本当ではないだろう。

ヒラリーが勝つと思っていたはずである。
とはいえ、外務大臣としては本音を言うわけにいかない。

一番注目の、
トランプが在日米軍の駐留費を全額負担させると言った件については、
アメリカにとっても東アジアは大切ということを話していく、
と答え、あまり心配していないという態度を見せていた。

核兵器を持ってもいいと発言に対しては、
核兵器を日本が持つことはない
と明言した。
これは当然の答えだろう。

「これをきっかけに日本も議論を深める」とか
核兵器大国ニッポンも可能性としてはある」
などと答えようものなら大騒ぎになるだろう。

岸田外務大臣の話は至極まともな回答だった。
言い換えると、つまらなかった。
ひとつくらい、面白いコメントをくれてもいいんじゃないか、
と思ったが、まあ仕方がないだろう。
つい先日山本有二農水大臣が失言をくり返したばかりである。


トランプのことをあれこれいう人が多く、
アメリカの対日政策の重鎮であるアーミテージさんに至っては
トランプが大統領になったことは恥ずかしい
大変申し訳ない
とまるで自分の責任のように謝っていた。

しかし実際のところトランプは危険人物ではないだろう。
ただ日米関係にうとく、偏見を持っていそうなので誰かが教える必要がある。
是非ちゃんとした補佐官が任命されてほしい。


度々の女性蔑視発言や人種差別的発言により、「暴言王」の異名を持つトランプ。
だがそれは、ヒラリー寄りのマスコミによって作り上げられた部分も多々あるようである。
冒頭で触れたジャーナリストの木村太郎さんがそう指摘している。
まずは冷静に彼の政策を見ていくことになるだろう。

トランプによってどんな変化が起こるのか...
ちょっと不安もあるが、これから一層面白くなる。