しんさくのねっとかわら版

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【豊洲問題】地下空間から検出された水銀は無害。むしろ検出された原因がわからないことが気になる

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先日、豊洲新市場の地下空間から指針値の7倍の水銀が検出された。
水銀と聞くと、あの恐ろしい水俣病を思い起こさせるが、今回検出された量は問題にならないレベルらしい。

 
もともと自然界には水銀が存在しており、それ自体は人体に影響を与えるほどではないとされている。
無機水銀といって、たとえ飲み込んでも人体にほとんど吸収されない種類のものらしい。
例えば昔の体温計に使われていた。

実はしんさくは幼少の頃、体温計を口に入れて熱を測っていたときに、うっかり体温計の先を噛み砕いてしまったことがある。

今でもはっきり憶えている。
噛み砕いた体温計からこぼれ出た水銀は、きれいな複数の銀色の球体となって畳の上に転がっていった。

しんさくは子供時代は本当に間抜けで、いろいろと愚かなことに挑戦していたが、あれはその中でも最たるものだった。
誤って噛み砕いてしまったというより、どうやら急に噛んでみたくなったらしいというから本当に情けない話だ。

あとで、水銀には恐ろしい毒性があると聞いて震え上がった。
ひょっとして頭がわるいのは、生まれつきじゃなくてあのせいじゃないか、としんさくは真剣に悩んだものである。

だが実際は体温計に使われていた水銀は、毒性のほとんどない無機水銀であり、誤って飲んでしまってもほとんど吸収されず、2~3日後には排泄されるらしい。


豊洲の話に戻るが、あれは大気から検出されたものである。
そこが体温計に使われていた水銀と異なる。
気化した無機水銀が体内に取り込まれると中毒が起こり得るそうなのだ。

するとちょっと事情が違うのではないか?
やはり水銀は怖い存在なのか。

そこで、国の指針値というのがどういうレベルかが重要になってくる。

その指針値だが、毎日0.04μg/㎥の無機水銀が含まれた大気を70年間吸い続けた場合に「健康に影響が出る可能性がある」というものらしい。

70年間である。

つまり生まれてから死ぬまでその量を吸い続けたら、何か影響が出る可能性がある、というレベルなのである。
しかも、「影響が出る」ではなく「影響が出る可能性がある」という話である。


だから健康に関しては何ら問題にならない程度だと判断していいだろう。

となればやはり問題なのは、水銀が検出された原因がわからないということ。
専門家会議の委員からは「考えられない現象」との意見が上がったとも聞いている。

netkawaraban.hatenablog.com
前述の記事でもくり返し指摘したが、地下空間の水からではなく大気から検出されたのである。

とにかく、この水銀については専門家会議でいろいろ調査している段階だ。
いずれ何らかの発表があるだろう。

健康に関しては問題ないことがわかったので、ひとまずホッとした。