しんさくのねっとかわら版

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自らを苦しめたイラクの時間稼ぎ!W杯アジア最終予選は2―1で日本の劇的勝利

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この試合、日本は原口元気の絶妙なヒールシュートで先制したが、1-1の同点に追いつかれ、苦しい展開になった。
試合時間が残り少なくなると、イラクはお決まりの露骨な時間稼ぎに出た。

 
特に露骨だったのはイラクのGKだ。
イラク側のセットプレーでスタートする直前に倒れ込み、露骨な時間稼ぎを行った。
サッカーの試合ではGKが傷んだ場合、治療が終わるまでゲームは再開しない。中東のチームのお決まりの戦術で自分たちが有利のときに必ずやるのが、この露骨な時間稼ぎである。

この中東のチームのお決まりの戦術は、日本側もよくわかっているので、冷静に対処できていたように思う。

本来なら2連敗のイラクは、もう1点取って勝ちにいきたかったはずだ。
しかし、前半から飛ばしすぎたイラクの各選手は、体力の限界を感じていたのだろう。
そのためいつものように露骨な時間稼ぎで日本のリズムをくずし、最後の最後で点を(取れそうだったら)取りにいくという考えだったのかもしれない。

しかしイラクにとって、いつものようにはいかなかった。
今回イラクは露骨な時間稼ぎをやりすぎた。

その結果、何とアディショナルタイムが6分にもなってしまったのである。
するとイラクアディショナルタイムに入っても露骨な時間稼ぎを続けた。
接触プレーのたびにイラクの選手は倒れ、治療のため試合が中断する。

試合では、DFの吉田麻也がパワープレーのため前線に残っていた。その吉田が左サイドの深い位置でFKを獲得した。

その執念が山口蛍の決勝点を産んだ。
同時に、イラクの露骨な時間稼ぎが自らを苦しめることになった。

時間稼ぎをしすぎたせいで、今度はイラクは反撃の時間を失っていたのである。

さらに言うと、時間稼ぎで場外で治療を受けていたイラクの選手がピッチに戻ろうとしたが、レフェリーはすぐに応じなかった。
これはよくあることだ。
どのタイミングでピッチに戻すかはレフェリーの判断なのである。

試合後イラクの監督が、負けたのはそのせいだと言ったそうだが、誰も耳をかさないだろう。
「日本に同情しサポートしたのではないか。アディショナルタイムの6分も長かったと思う」と言ったそうだが勘違いもはなはだしい。
まず、韓国のレフェリーは日本をひいきしたりしない。
アディショナルタイムの6分も、イラクがそれだけ時間稼ぎをしたからである。
これが中東での試合なら、アディショナルタイムが驚きの3分だけ!というような展開もありえるが、ここは日本である。
今回は、単に失われた時間がアディショナルタイムになっただけのことである。

イラクの監督は
「日本はアジアでトップのチームだが、今日はいつものようなリズムを発揮できなかったと思う。いつものレベルが見られなかった...」
と言ったそうだが、その点は半分当たっていると思う。

移動の影響もあってか、海外組のうち、本田圭佑岡崎慎司、そして2人の酒井はいつものキレがみられなかった。おそらくコンディションが万全ではなかったのだろう。
とくに本田圭佑は決定的な場面でいつものあの凄いパフォーマンスを見せてくれなかった。
そのかわりというか、勝利への執念はいつも以上に感じられた場面もあった。

次戦となるオーストラリア戦は10月11日だ。
このときは海外組もかなり調整してくるだろう。
今回出場機会がなかった香川真司長友佑都も出る可能性が高い。
楽しみだ。