読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

しんさくのねっとかわら版

私が住んでいる東京都の話題や日本の将来について、濃い情報を発信します

注目せざるを得ない小池百合子知事の初陣!都議会定例会が28日に開会される

f:id:shinsa9:20160922075320j:plain

さあ、リオデジャネイロパラリンピック閉会式のためにブラジルに行っていた小池百合子知事が、大会旗とともに帰ってきた!

そして今月28日に開会予定の都議会定例会。

 
注目の議題は、もちろん豊洲新市場問題だ。
本来バチバチに対立するはずだった新都知事と都議会だが、豊洲新市場において次々と問題が噴出し、事態は単純ではなくなった。

また、知事給与を半額に削減する条例案も提出する予定らしいから、これも注目すべきである。
可決すれば都民から都議の給与引き下げを求める声が上がるきっかけになるだろう。かといって自民党都連としても単純に否決するわけにもいかない事案となってきた。判断が難しい議題である。
果たして都議会のドンはどのような指令を出したのか?


小池知事は自民党都連を牽制するための布石として、「政治塾」を運営することにした。
例の「都民ファーストの会」である。

しかも、リオデジャネイロへ向かう直前のぶらさがりで最後の最後にマスコミに「政治塾をやります」とだけ話して去っていくことで、さまざまな憶測を呼び労せず伝播していくように仕向けるというしたたかさである。

知事に就任した当初、新党結成については「選択肢の一つ」、「いろいろ考えたい」と述べるに留めておき、初の都議会定例会が近づいたこのタイミングで明かした。
これはつまり、当面の敵である自民党都連に対し、もし議会で酷い対応をしたらわたしの方も黙ってはいませんよ、という牽制だ。

現状は全議員127人のうち与党の自民と公明合わせて83人にもなる。
何も策がないと、提出する議題を片っ端から否決されてしまう可能性があるのだ。
だから、議会側が知事が提出する議題を片っ端から否決するようなら、小池新党を作って対抗しますよ、と言っているのである。

小池知事としては、いくら圧倒的な都民の支持という武器があってもそれだけでは戦えない。

ちなみに「都民ファーストの会」は総務省ではなく都選挙管理委員会に届け出た。これは今のところ新党に直接結び付けるつもりはないという意思表示である。今後の相手側の動き次第で、(反自民の)新党の立ち上げもありますよということだ。もちろん自民党と決裂した場合に備えての準備である。

現状の立場はあくまでも自民党所属であり、よほどのことがなければ小池知事は新党を立ち上げないだろう。
一方で、小池知事に是非新党を立ち上げてほしい、と心待ちにしている人々もいるわけである。

面白い。

現在の都議会は全議員が127人。

その内訳は
東京都議会自民党 60人
都議会公明党 23人
日本共産党東京都議会議員団 17人
都議会民進党 14人(旧民主系)
民進党都議団 4人(旧維新系)
かがやけTokyo 3人
都議会生活者ネットワーク 3人
無所属 3人


与党の自民と公明合わせて83人になる。
もし小池知事が、都民の圧倒的な支持という後ろ盾と、例の豊洲市場移転問題を暴いたという功績がなかったら全然歯が立たない状況だ。
逆に言うと、豊洲市場移転問題という逆風に自民党都連は対立姿勢をあまり示せない。今、小池知事にとって味方を増やす絶好のチャンスである。

小池知事の味方は、3名のかがやけTokyoと、今豊洲市場移転問題で共闘状態になっている共産党民進党、あとは無所属といったところだ。

自民党都連は、豊洲移転を推進してきた立場のため、この移転問題が足かせになっている。対応を間違えると手痛いしっぺ返しが返ってくる可能性があるのである。都議会の勢力図が一転しかねないのである。


ついでに言うと、小池知事が公約に掲げていた「都議会の冒頭解散」について、もうあれこれ言われることがなくなった。
知事は総理大臣と違って議会の解散権を持たない。そのことをしつこく言って「あの公約はどうした!」と騒ぐ人はもういないだろう。
それどころではないからである。


さあ、注目の都議会定例会が28日から開催される
この模様は当日13時からインターネット中継される

都議会中継のお知らせ


TOKYO MX1でも生中継してくれる

s.mxtv.j


小池知事の初出陣。面白くなってきた。
興味のある人は是非見届けよう。