しんさくのねっとかわら版

私が住んでいる東京都の話題や日本の将来について、濃い情報を発信します

地下空間の謎。豊洲市場問題

f:id:shinsa9:20160919060800j:plain

連日話題になっている豊洲市場移転問題だが、専門家会議の提言どおりに敷地全体に実施されなければならない盛り土が、実際には主要な建物の地下(全体の3分の1)では行われていなかったことが判明している。

 
この問題だが、実は2011年3月の時点ですでに盛り土をしない方針だった、という話が出てきている。
主要な関係者も認識していなかったというこの事実、いったい、いつどこで誰が決めたのか?

専門家会議では敷地全体に実施するという提言内容になっていたわけだから、方針が変更されたのは技術会議以降ということになる。
技術会議の議事録によると、以下のような流れとなっているそうである。

第6回 2008年11月5日
初めて地下空間案についての記述あり
地下駐車場に利用する案が提案されてる


第8回 2008年12月15日
トラックは天井の高さ的に無理だという指摘あり
地下駐車場案の図入り資料が提示されている



第9回 2008年12月25日
工期や経費の理由で不採用となった
(ただし、地下空間案そのものが不採用なのか、それとも空間を駐車場にする案が不採用なのか?という点が不明である)


第18回 2008年12月25日(最後の会議)
最終的な図入り資料の提示あり
※建物の下がグレーになっている



第18回、2008年12月25日の最後の技術会議において提示された豊洲市場の説明図によると、建物の下がグレーになっていた。
つまり、明確に地下空間もしくは地下駐車場になっているわけでもなく、かと言って建物以外の箇所同様に盛り土されているとはっきり描いてもいない。
まさにグレーな図になっている。

これは、何か意図があってわざと曖昧な図にしたとしか思えない。
こうして、技術会議においても、いったんは不採用となったはずの地下駐車場が、謎の復活をとげている。


ちなみに都はこの地下駐車場について「技術会議の専門家メンバーによる独自提案だ」と言っているそうである。

それに対し、技術会議の専門家メンバーは、知らない、わからない、話自体がないとそれぞれ3名の方が話している。

いったいどちらが正しいのか?

さらには座長の原島さんは連絡がつかない状態だそうである。
連絡がつかない?
まさか、口封じ??


石原元都知事は「僕はだまされた」
と言っている。

いったい誰が真実を語っているのか?


一方、併設される観光施設「千客万来」(24時間営業の温泉やホテル、飲食店等のモール)では、すでに盛り土したのにもかかわらず、掘り返そうとしている?という話も出ている。
地下駐車場を作る計画のためらしい。


本来敷地全体に盛り土を実施する方針だったはずの豊洲市場
何かの理由で、地下空間を作ろうとし、併設される「千客万来施設」にいたっては、すでに盛り土したのにもかかわらず、掘り返そうとしているとのこと。

これが本当の話なら、冗談じゃない。

安全対策としてきれいな土で盛り土を実施したものを、あとから駐車場を作るため掘り返しますなんて、本末転倒であり筋が通らない話である。
これはみんなで徹底的に追求すべきだ。


あくまでも私しんさくの個人的な推測だが、
もともと過剰なまでの安全対策がなされているという話だったこの豊洲市場計画だが、実は次第に汚染が心配になってきて、何かあったときのために地下空間を作ろうとしたのではないか?

つまり、安全面に関する当初の絶大な自信が、次第にゆらいできて、密かに何かあった時に柔軟に対処できるように空間を作っておこうという話が出てきたんじゃないかとしんさくは疑っている。

何にせよ豊洲市場の移転前に、こういうことがうやむやにならずにすんだのは不幸中の幸いとしかいいようがない。

小池知事と都、および都議会が力をあわせてまずはこの地下空間の謎を徹底的に解明してもらいたい。